中国二大緑茶/洞庭碧螺春

中国二大緑茶/洞庭碧螺春

中国二大緑茶というのは、一つは平べったい形のお茶「龍井茶」で、
もう一つは産毛が沢山ふわふわとしている「碧螺春」というお茶になります。
その「中国二大緑茶」と言われるには訳がございます。



龍井茶は「十大手法」の炒り方で、お茶を作っていきます。
その為平べったい形、綺麗な緑色、味があっさりしています。
それは作るプロセスに「揉む工程」がないからになります。

碧螺春はお茶を摘んだ後に、
「提揀」というものすごく細かな作業を通じて綺麗な茶葉を選びます。
良い葉と良い芽を使用して、お茶を作るのが碧螺春の特徴になります。
加工中には、碧螺春を炒る最終工程で、ぐっと力を入れて揉みます。
揉むことにより、茶葉に含まれている産毛がたくさん出てきて、
茶葉を見た感じはすごく沢山産毛があります。
これが碧螺春の特徴になります。

今年も蘇州の洞庭湖の東山に行き、茶農家達と一緒にお茶を作りました。
今年の碧螺春は中国の中でも最高級の物を手に入れました。
何を持って最高級かと言いますと、一番大切なのは茶樹の種類です。



碧螺春には大きく分けると2種類の樹があります。

・老樹種「小葉種」/最も古い茶樹で皇帝が驚いた茶葉はこれ!
 茶葉研究所でも苗木を販売していないので減少のみ。

・新品種「大葉種」/新品種と呼ばれる苗木を販売している茶樹!
 茶葉が大きいので収穫量は多いので農家が好む!

後者の茶葉で作られる碧螺春はお茶市場で流通しています。

大葉種は茶葉が当然大きくなりお茶の一本あたりに摘める量が増えます。
量が増えることは、農家の方達にとって良いことなのですが、
碧螺春の茶葉で見ると、茶葉が小さければ小さいほど良いとされ、
碧螺春の歴史は当然小葉種で作られているのが本物です。

味も香りも小葉種の方が純度が高く、
甘味がしっかりして透明度が格段に違います。
碧螺春の歴史や文化を感じて頂くという角度から考えると、
一番良いのは小葉種ではないでしょうか?

今回、三種類の茶葉をセットで用意します。
この三つを是非飲み比べて頂けばと思います。




    最高ランク/
    産地:最高峰の碧螺春が作られる洞庭東山
    日付:2013年3月15日
    生産量:480g
    茶樹:老樹種/小葉種
    香り:丸い透明感と優しさは雅やかで甘い。
    味わい:とろっとたくさんの産毛の上品さと繊細な甘み。
    後味:甘みが含まれた水のように感じる純度の高さは絶品。
    プロ一言:中国二大緑茶と呼ばれる碧螺春の最高級をどうぞ!
    これを飲まずに碧螺春は語れない!というレベルです。
    碧螺春ピラミッドの頂上がこの茶葉です。
    中国市場には絶対に流失する事のない茶葉と言えます!
    No.2ランク/
    産地:最高峰の碧螺春が作れる洞庭東山
    日付:2013年3月22日
    生産量:1,070g
    茶樹:老樹種/小葉種
    香り:柔らかさを感じる純度の高い香り。
    味わい:繊細さの中に味わいを感じるバランスの良い味わい。
    後味:透明感のある甘みがフワーッと広がる感覚。
    プロ一言:市場では最高級と呼ばれる等級だと言えます!
    量が減っている老樹種の茶葉でここまで作られている茶葉は、
    碧螺春の中でもハイランクに位置する茶葉の等級。
    No.3ランク/
    産地:最高峰の碧螺春が作れる洞庭東山
    日付:2013年4月12日
    生産量:5,320g
    茶樹:老樹種/小葉種
    香り:焙煎の香りを強く感じられる。
    味わい:育った環境を感じる力強い味が特徴。
    後味:芯のある味わいの延長線上にある香ばしさ。
    プロ一言:一般的に高級レベルに入る茶葉!
    上の2等級がトップレベルなだけに見劣りする。。。
    茶葉だけ見れば中国でもかなり上のランクに位置する。
    碧螺春の終わり時期に作られた大きめの茶葉。
個数:限定50個/先着順 一人2個まで。
茶葉:3種類×6gずつ(合計18g)/ビニール袋で小分けしています。
価格:300元(元支払い)/6,000円(日本円支払い)


数に限りがありますので、
メールで申込とさせて頂きたいと思います。
メール:cn-office@chineselife.net
メールの時間にて先着順とさせて頂きたいと思います。
返信内容:名前、電話番号、住所、支払方法/現金・振込・カード

購入して頂いた方には、
私が碧螺春の作り方のビデオを会員ページで公開させて頂きます。
碧螺春の現状や作り方をご覧頂き更に理解を深めて下さい!!

購入者限定:碧螺春ビデオ